映画解説
| タイトル | 秘愛 Secret Love |
|---|---|
| 韓国公開年 | 2005年 |
| 出演者 | ソン・ヒョナ チョ・ドンヒョク イ・チャンヨン |
| 監督 | キム・テウン |
【 映画紹介 】
『秘愛』は、結婚直前の女性が行きずりの男と過ごす１日の愛を描いたラブストーリーです。
７年の付き合いの男性と来月結婚を控えている女。事業に失敗し、翌日には韓国を旅立つことになっている男。エレベーターで出会い、妙な胸騒ぎを覚えながらも、同じ日にまた偶然会うことになった２人。自分に声をかけてくる男を初めは避けていたものの、その魅力に抗えなくなった女は、欲望のままに関係を持ってしまいます。そして２人はそのまま一日を共に過ごすことにするのですが、段々離れがたい気持ちが芽生えてくるのでした。
倦怠ムードの恋人との結婚を控えてマリッジブルー気味な女性の前に、すべてを兼ね備えた魅力的な男性が現れて迫ってきたらどうするか…という揺れ動く女性の心理を描いた作品です。
ドラマ『イ・サン』で、野望に燃えるイ・サンのおばを演じているソン・ヒョナと、『憎くても、可愛くても』などのドラマでおなじみのチョ・ドンヒョク主演。ミスコリア出身のソン・ヒョナ、そしてモデル出身のチョ・ドンヒョクという、ひといち倍美しい体を持つ美男美女の美しいベッドシーンが話題となりました。
ベッドシーンは二人がより自然に演じられるようにと撮影の後半にもってきて、２日間かけて撮影したそうです。ソン・ヒョナは演技経験も豊富で、これまでにも映画でセクシーな場面を撮影したことがありますが、チョ・ドンヒョクは新人で、初のベッドシーンということで、緊張のあまり前の日一睡もできず、食事もできずの極度の緊張感のもとで撮影したため、撮影直後に倒れてしまったそうです。
ところで、２人がデートを始める場所は独特な町並みでしたが、京畿道（キョンギド）パジュ市の「ヘイリ」という文化芸術村です。作家、画家、映画関係者や建築家、音楽家など４００人近いアーティストが参加した家や作業室、美術館にギャラリーといった文化施設があります。そのアートな雰囲気が、一瞬の夢のような愛を幻想的に彩る効果を与えていました。
