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韓国ミュージカル

『マイ・バケット・リスト』見てきました

今日『マイバゲットリスト』見てきました。

いやあ、泣けたわ〜。

すごく良かった〜。

『マイ・バケット・リスト』は、
余命宣告を受けた少年が、
死ぬまでにやっておきたい100個のバケットリストを
彼の同級生の不良少年とともに実行していくという
韓国生まれの2人芝居のミュージカルです。

昨年に引き続いての日本公演なのですが、
今回は出演する韓国アイドルたちが
なんと全編日本語で演じるという異色の舞台なのです。

というわけで、
それってどんなもんなんだろう?
という好奇心が優先という感じで見始めました。

そりゃあ所々でイントネーションが変な箇所もあったけど、
もうだんだん気にならなくなってきて、
日本語ダイレクトだからこそのこちらへの訴えかけや、
何よりちゃんと役を生きてる彼らの熱演に心揺さぶられ、
なんだかポロポロ泣いてしまいました。

昨年の劇場に比べて
閉じた小劇場という空間も効果的でした。
100人ほどのキャパの劇場なので
集中度がグッと高まって
濃密な空気になれるんですよね。

途中からは私だけでなく、
劇場中がグスグス鼻をすすってました。

製作発表会のときから
インジュンの日本語の上手さに感心していましたが、
演技もとても良かったです。

抗ガン治療ももう効果がないと見放された
余命を告げられた少年役でしたが、
いろんな葛藤を経たあとの、
顔で笑って心で泣いている儚くて悲しい存在感が、
よく出ていました。

インジュンのたれ目系の目も、
もの悲しさを効果的にそそっていましたね。

そして歌い出すと柔らかな歌声で
す〜っと心情が沁みて来ました。

そんないつも笑っていた彼が
途中で感情を爆発させる場面があるのですが、
そこで最初の涙腺崩壊です。

インジュンは演技センスがありますね。
歌もうまいし、地元でも
ミュージカルの舞台にどんどん挑戦したらいいなと思いました。

もう一方の不良少年を演じるのがCROSSGENEのヨンソク。
スッキリした眼差しできれいな顔しています。
華もありますし!

※ ↑この写真から髪が伸びて明るい茶髪(金髪?)に染めていて
さらにカッコ良くなってます!

そんなヨンソク演じる不良少年が終盤、モノローグで語る場面は、
ヨンソクの涙にこちらも2度めの涙腺崩壊。

そして最後も二人で歌うところでも泣けて~。

前にも見てるし内容を知ってるから~と
わりと冷静な気持ちで見始めたのに
まさかの涙、涙でした。

熱演もさることながら、
彼らが外国語で2時間の舞台を立派にやり遂げている
というそのすごい事実と
そこに至る並々ならぬ努力も推し量れて
それにも感動したのかなと思います。

アイドルはやはり並みの根性の持ち主ではないなと
感心しました。

私は初日は見られませんでしたが、
見た人からは
SNUPERのテウンも良かったよ~と言ってました!

全部で5人のキャストで
組み合わせを変えて上演するので
そのカップリングを楽しめますね。
その分いろいろな組み合わせで見たくなって大変ですが(^-^;

『マイ・バケット・リスト』は2/28まで
新宿シアターモリエールで上演中です。

2018年2月22日執筆

関連記事:『マイ・バケット・リスト』制作発表会

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