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ミュージカル『砂時計』

 

1995年に視聴率64・5%という驚異の高視聴率をたたき出した
国民ドラマにして韓国ドラマの金字塔といえるドラマ『砂時計』が
ついにミュージカルになりました。

12月初めに開幕して、
私は12月23日の夜公演と24日の昼公演を見てきました。

全24話のドラマがどんな風にまとまるのかと
思いましたが、すごい、
ちゃんとまとまってました!
台本書いたのが『私とナターシャと白いロバ』の演出家さんなんですね。

 

最初はキム・ウヒョンのテスにカン・ピルソクのウソクで見ました。
キム・ウヒョンは硬派な男っぽさがドラマのイメージに近かったですね。

カン・ピルソクはいかにも繊細な優等生という雰囲気で、
こちらも実直なドラマのキャラにぴったりです。

 

ハン・チサンとチェ・ジェウンペアも見ました。
ハン・チサンはなんか愛に女々しい感じが乙女受けしますね(爆)。
頭をヘリンの身体に摺り寄せてみたり、
なんかかまってあげたくなる男子です。

チェ・ジェウンは情にもろくて
温かみのある男子というイメージでした。

作曲は『ユン・ドンジュ~月を射る』や『英雄』などを
作曲したオ・サンジュン氏。

壮大な曲が多かったけど、
とくにテスがヘリンに歌う「ノエゲコンダ」という愛の歌が
頭の中をグルグルします。

男っぽいテスがヘリンへの愛に突き進み、
途中で愛憎を繰り広げるも
結局は最後までヘリンを想い続けていく武骨な男心に
キュンとします。

 

そしてさすがに国民ドラマだっただけのことはあります、
観客は年配者も家族連れも多かった!

 

終わった後で、
「ドラマとどう違った?同じ?」
と子供が親に聞いているのも耳にしました

 

私はドラマを見ているので
脳内で補完しながら見てましたけど、
ドラマを知らなくても同じように
理解ができるものなのかは、どうなのかな?

 

予習としては
私が動画で解説している
「ほぼ3分でわかる韓国ドラマ」の『砂時計』を
見ていただければかなりわかります。

 

解説文でもいいけど、動画の方が
人物相関図を使っているので分かりやすいと思います。

※解説文の方はこちら

 

で、この動画でも語り切れていないのが
ヘリンのボディーガードのジェヒのことですが、

ヒロインのヘリンは昔、
父親の敵方勢力によって拉致されたことがあるのですが、
その時父親が自分をすぐに助けなかったことで失望します。

その時、ヘリンを拉致していた側の手下だったのがジェヒでした。
でも結局ジェヒはヘリンを助けるのです。

それがきっかけでジェヒはヘリンのボディーガードとして
働くようになるという経緯がありました。

それ以来、ヘリンを見守り、良き理解者にもなり、
陰ながらずっとヘリンを想っているのがジェヒなのです。


ミュージカルでは時間が足りないのでどうしても
ジェヒの部分はカットされてしまうので
ジェヒに関してはラストの登場も唐突な感じが否めませんが、

っていうか、何も知らないで見ると
「ボディーガードなら最初からヘリンを一人で
危険な場所に行かせるなよ」
って突っ込み入れてしまいたいところです(^-^;。

 

でもドラマですとここは、
ヘリンがジェヒを自分から解放して旅立たせようとして、
ジェヒを送り出したあとで、
ヘリンはあえて一人で取り引きに出かけていくのです。

でもジェヒはなんとなくヘリンの身に
危険が迫っているのではとの予感がして引き返してきたら
案の定ヘリンが男たちに囲まれていて
それを助けようと一人対大勢の戦いに身を投げ出す~
ということになっています。

そうしたことを踏まえてジェヒパートを見ると
ジェヒの切ない男心にグッときますね。

 

演じるのが元INFINITEのホヤことイ・ホウォン

Highlightのソン・ドンウン

というアイドルらが演じているので
彼らを目当てに行く方もいるでしょう。

ジェヒは出番は少ないですが、
剣道の訓練をするシーンが抜群にかっこいいです!!

 

『あの日々』の群舞シーンっぽい〜と思ってパンフをみたら、
やはり、振付と武術監督が『あの日々』と同じ方でした!

ただ、全体的にアンサンブルシーンが
白い照明の下で灰色の人たちがうごめいているという
毎回同じようなトーンのシーンなので
そこはちょっと面白みに欠けますね。

この日はクリスマス期間につき
特別にカーテンコールの撮影がOKだったのですが、

この写真のような地味~な男くさい世界ではあります。
1970年代から80年代にかけてが時代背景なので
どうしても衣装もセットも暗くなりがちですね。

 

 

2017年12月29日執筆